竹垣製作

水分を吸いあげてない

水枯れ時期に、竹を取ってきて

加工すると虫が入りづらく、腐りにくい

ちょっとした、ひと手間だが

先人の知恵をお借りしながら

作業をすすめていく

現代の便利な機材もあるが

至ってやる事は古から変わらない。

庭の花々

庭師の自宅には花が咲き誇る

仕事=趣味 なので

出先ではいつも、花や草、木がないか

見て回ってしまう。

庭造りの材料でもあるけど

私自身が植物が好きなので、自宅で楽しんだり

作庭の依頼があれば、その材料を使って

植栽をしたりなど、なんとも素敵な仕事だなと

常々思う。

赤松剪定完了

5年ほど手がついていなかった松は登り込みで芽数を減らしてやりました。

風通しが大分良くなったと思います✨

3日ほど、つきっきりで作業させていただきました。

次回は古っ葉も、芽数も減って手入れしやすくなっているので、丁寧にかつ素早く作業させていただきます。

亀甲竹

亀の甲羅に見える、竹の種類。

京都に庭巡りに行った時に宿の坪庭に立っていて、教授に教えてもらった品種。

水戸黄門の黄門様の杖の柄になっていたり、高級釣竿の材にも使われています。

なんとも不思議な竹ですね。

最近手に入れたもので、今日帰宅すると妻が竹をあぶって油抜きをしたよ✨と艶艶の亀甲竹がダイニングテーブルに置いてありました🐢

美しい。

登り込み剪定

独立して初のお仕事は赤松の剪定です。

巣登りして赤松の頭から顔をひょっこりだして、剪定✂︎

5年ほど手が入っていなかったので、古葉と交差枝、絡み枝などが重なり日が入り込まない状態になっていました。

大胆にかつ丁寧に枝数と芽数を減らしました。

お茶の休憩中、この赤松のエピソードを聞きましたが、最初はひょろい木でリアカーで運んできて、施主さんみずからが植えた木でした。

50年の歳月を経て、こんな立派な木になったと。

それぞれの木に思い出や、物語があるだなと感動しました。

伐採せずに少しでも、お役にたてたら植木屋としては幸せです。

山の中に入って行くと、ケモノと人間との境のような場所があり、もののけ姫のワンシーンを彷彿とさせる景色が広がっている。

ふと、苔むした岩のひとつを手に取ると、ひとつの惑星のような世界感がそこには広がっていた。

川べりには、亀の甲羅に見える節の亀甲竹が群生しており、気分が上がったのは言うまでにない。

山菜

庭に生えている、草花達で天ぷらを作ってもらった。大変、美味である✨

季節の旬なものを食べると身体に良いと聞くが、ほんとそうだと思う。

筍もそろそろ食べたいなと、食欲がそそられる良い季節になりました。

庭は季節ごとの楽しみができる、良い空間だと思う。